どもども~。めっきり落ちてたようなそうでないような(ぇ)
「小説仕上げてくる!」と公言したので、仕上がるまでなんか顔が出しづらかった!!(アホ)
大丈夫、今週中にはあげますから!!!・・・・・・・・多分!!(おま!)
というか、ただいま絶賛スランプでして・・・(涙)
とりあえず、簡単なSSでも・・・。
あぁ、あれです。うちのブログペットのネタ・・・(笑)
[0回]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うちに”ねこ”がやってきた・・・。
「初めまして。しのぶと申します。」
「は、はぁ・・・どうも」
なにがどうしてこうなったのか、説明するのが面倒なので割合するが。
その「しのぶ」と名乗る”ねこ”が、今日から家で暮らすことになったらしい。
”ねこ”というか・・・見た目は普通の少年だ。
赤茶色の髪にくりっとした琥珀色の瞳。視力が悪いのか眼鏡をかけている。
背丈はおれの腰くらい。見た目的にはまだ小学高学年か、はたまた中学か、そんなもんだろう。
”ねこ”だと言う割にはきちん言葉も話すし、ちゃんと礼儀も弁えている。
そのうえ落ち着いていて、下手をすれば学院にいる騒がしい奴らより、内面は大人かもしれん。
ただ、その髪から覗く白い獣耳と、ゆらゆらと揺れる真っ白なしっぽを除けば・・・だが。
「あなたさまのお名前は、なんと言うのですか??」
「あ、あぁ俺か?金澤紘人だが・・・」
「かにゃざ・・・・紘人さんとお呼びしていいですか?」
「別に構わんが・・・」
「ありがとうございます、・・・えっと、紘人さん」
「な」の行がうまく言えないのか?この辺は”ねこ”らしい。
しかし、名前で呼ばれることがないからな。気恥ずかしいものを感じる。
「それで、俺はこれからおまえさんを飼うわけだが、どうしすればいいんだ?」
「特になにもありません。おれは、主人とにゃる人の役に立つために飼われるのです。
だから、紘人さんが特になにか・・ということはにゃく、にゃにかあればおれを使ってくださればいいのです。」
「いや、そう言われてもなぁ・・・」
子供に心配されるようなことなんざ、そうそうないぞ?
そもそも、何故俺のところへ来たかもよくわからんのに・・・。
「簡単なことで構いません。一応家事のお手伝いもできるよう、しつけられていますし。
話相手にも、晩酌のお相手もできます。もしくは留守中の番犬代わりだと思っていただければ。」
番犬ではなく、番猫だろ・・・。と思わず突っ込みそうになったが、ここは心に留めておくとしてだ。
「そういうことは、定年迎えた老夫婦にすることだろう?俺はまだそんな歳じゃないぞ~?」
「え?あぁ、そういう意味ではにゃくて・・・。えっと、う~ん・・・」
子供を悩ませてどうするんだ、俺は・・・。
意地悪をしたいわけではないが、子供、もとい”ねこ”に心配されるようなほど、不自由していないのも確かだ。
目の前でオロオロしている”ねこ”には悪いが、な。
「おれたちは、飼い主になる人の【心の隙間】を埋める為に存在します。
だから、おれが紘人さんの猫になる為に【理由】がちゃんとあるはずなんです。」
「心の・・・隙間・・・?」
なにを、知っているというんだ・・・こいつは。ただの”ねこ”だろ?
それとも、何もかも知っている・・・ということなのか?
「すぐには無理だと思いますけど、少しずつで構いません。おれを傍にいさせてください。
おれは、紘人さんだけの為に、存在しているのですから・・・」
俺だけの、俺の為だけの・・・”ねこ”
そういうと、目の前に”ねこ”はにこりと微笑んで、少し戸惑いがちに、こちらへ歩みよってきた。
そして、そっととなりに寄り添って、身体を摺り寄せてくる。
布越しに感じる体温が、酷く・・・懐かしい感じがした。
「・・・猫は、嫌いじゃないからな」
擦り寄る”ねこ”の髪をそっと撫でてやる。そう、猫は、嫌いじゃない。
ましてや、【自分だけの】と言われたら、多少は愛着も感じる。
この際、【心の隙間】とやらは無視して、こいつと暮らすのも・・・そう悪くないようにも思えた。
家のことはやると行っているわけだし、迷惑をかけることもないだろう。
この、不思議な”ねこ”との共同生活で、俺はなにか変わるのだろうか。
頑なに閉じていたものが、これからどうなっていくのか。
変わらないかもしれない、変わるかもしれない。
ただ、この温もりは・・・嫌いじゃない。
「よろしくな・・・しのぶ」
さて、これからどうなることやら・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ねこと金やんの不思議な共同生活。多分続きます(ぇ
PR