◎ある丑の日における大地と律の会話
「律、今日は丑の日だよ」
「確か、うなぎを食べる日だったな？最近食べていないな…」
「食べたいのかい？」
「いや、どうしてもというほどではないが…」
「まぁ、正確には「う」のつく食べ物を食べる日なんだけど」
「「う」のつく食べ物？」
「そう。うなぎを食べるというのは売る側口実というか。うなぎの旬は夏じゃないしね」
「大地は本当によく知ってるな」
「たまたま新聞に書いてあっただけだけどな」
「うなぎでなくてもいいんだな？」
「そうだよ」
「「う」がつく食べ物か…うーん」
「うめぼしとか、うどんとか…」
「う…う…」
「牛肉も入るのかな？あとは瓜か？」
「大地、先に言うな」
「ごめんごめん」
「う…う……なんでもいいだな？」
「多分な」
「…ウィンナー…」
「……え？」
「ウィンナー」
「…食べたいのか？」
「うん。それも最近食べていない。子供の時はよく弁当で食べていたんだが」
「それくでいいなら俺が焼いてやるけど」
「え？いいのか」
「ウィンナー焼くくらい簡単だよ」
「そうか。あ…しかし…」
「え？なに？」
「…できれば」
「できれば？」
「…タコさんがいい…」
「………いいよ」
「できるのか！」
「う、うん」
「そうか！よし大地、今から買いに行くぞ」
「お、おう…」
（タコさんウィンナーが食べたいなんて、律はかわいいな）
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なんて話が頭の中駆け巡ったので書きなぐっておく(･∀･)
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