微妙にサイト更新@PC
インディックスをね、色々弄くりました。見た目もですが、タグ等もね。
ロボ検索避けいれたんすよ。いやだって、ネオロマBLだからさ・・・←
インディックス以外は検索かからないはずです。私のタグが間違ってなければ。
サイト管理歴は長いんですが、HTMLが今ださっぱりわかりません←
英語の配列は、どんなに頑張っても記号にしか見えなくて理解できない。
なんだろうなぁ、これ(笑)
久々にコルダ小噺でもww(てけてんてん♪)
[0回]
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先生は時々、とても甘えたがりになる。
それはどこか、猫が擦り寄ってくる姿に似ていて。
「・・・んっ?」
先生の自宅。ソファーに並んで座って、先生はテレビ、おれは本。
それぞれ、まったく違うことをしていたはずなのに、突然腰に長い腕が二本絡み付いてきた。
そのままぐっと引かれ、背中に感じる暖かな温度。擦り寄ってくる、頬。
「えっ、ちょっ・・・紘人さん?」
「ん~?」
いつのまにか、つけていたはずのテレビは消されていて。
寄せられる頬に、僅かにあたる無精ひげが少しくすぐったい。
「もう、どうしたんです、いきなり?」
「・・・いや、別になんでもなぁ~」
口ではそういいながらも、おれの身体はいつのまにか彼の腕の中へしっかりと収められていて。
腰に回された手が悪戯に身体を撫でていく。ふいに耳に吐息がかかり、思わず身体が震えた。
それに気を良くしたようで、そっと耳たぶを甘く噛まれた。
「っ!・・・な、なんでもない人は、そんなこと、しませんって・・・」
「じゃぁ、なんならいいんだ?」
「な、なんならって、おれに聞かれても・・・;」
ちょっと拗ねたような声で囁かれ、思わず言葉に詰まる。
先に甘えてきたのは彼の方なのに・・・。
「・・・なんか、甘えたくなって・・・な?」
ぼそりと、極小さな声が、耳元で紡がれる。
その声に肩越しに見上げれば、少し照れくさそうにしている顔が見えて。
見上げてるおれに気付いて、誤魔化すように肩にぎゅっと抱きついてくる。
「同じ場所にいるのに、同じことしないのは・・・勿体無いと、思わんか?」
あぁ・・・先生、拗ねているんだ。
おれが、先生のとなりにいるのに、本にばかり集中していたから。
「それも、・・・そうですね」
身体を少しだけ反転させて、こちらへ縋り付いてくる先生と向き合う。
髪に手を伸ばして抱き寄せて、その額に、そっと口付けて。
腰に回っていた腕は背中へ回り、さらに強い力で引き寄せられ、抱きしめられた。
「そんなに、拗ねないでくださいよ」
「拗ねてないっての。ガキじゃあるまいし・・・」
「じゃぁ・・・甘えたかっただけだってことに、しておきますよ」
ひとつに纏められているゴムを解いて、解かれた髪を何度も手櫛をかけていく。
身体を抱き寄せ合って、温もり感じあいながら、何度も触れるだけのキスをして。
瞳が合うのが恥かしいみたいに、再び頬を擦り寄せてくる。
それがあまりに可愛いくて、思わず顔が綻んだ。
この大きな猫さんが満足するまで、そばにいて、抱きしめてあげるとしようかな。
満足なんて、してほしくないけど・・・・。
「たくさん、甘えてくださいね・・・。一杯、甘やかしてあげますから」
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